炎のファイター(INOKI BOM-BA-YE)/アントニオ猪木のテーマ




プロレスファンの方もそうでない方も、有名な曲なのでこの曲をご存知の方は多いでしょう。

さて、この炎のファイター(INOKI BOM-BA-YE)は、アントニオ猪木が現役のプロレスラーの時、リングに入場する時に会場に鳴り響くテーマ曲でした。

私が小学四年生くらいの頃だったでしょうか、当時、今は亡き親父がプロレスが好きでよく見ていて、私も自ずとそれを目にするようになりました。

TVでは、アントニオ猪木とタイガー・ジェット・シンの抗争が繰り広げられ、最後には猪木が鉄拳制裁で勝利の雄叫びをあげている光景が・・・

最初 私は、「こんなん見たくないねん! 太陽にほえろが見たいねん!」

と思っていましたが、TVでプロレスを見るたび毎に、いつしかすっかりプロレスに魅了されてしまいました。

以来、すっかりプロレスにハマり、それまでの野球少年からプロレス少年に変わってしまいました。
(中学の進路相談ではマジにレスラーになりたいと言ったことが・・・)

プロレスが好きだったので、もちろん全日本も見ていましたが、そんな経緯からか、どちらかというと親日本びいきで、ジャイアント馬場よりも、アントニオ猪木派でした。

後にアントニオ猪木は異種格闘技戦を始め、いろいろな相手といろいろな戦いが繰り広げられました。

中でも当時、現役のボクシングヘビー級チャンピオンである、モハメッド・アリとの対戦は、今でも強烈な記憶として残っております。 (結果については、ここでは申しません)

この曲は、そんなモハメッド・アリの伝記映画『アリ・ザ・グレイテスト』で使われていた曲にアレンジを加え、戦って友情が芽生えたとして、アリがアントニオ猪木にテーマ曲としてプレゼントしたとされています。(真相はいろいろあるようですが・・・)

ちなみに原曲では、 ♪ 「アーリ、ボンバイエ!」と歌っています。

今ではもう猪木のテーマ曲としてすっかり有名なこの曲は、じつはそんな経歴があったんですな。

そう言えば、プロレスを見始めた頃は、こんな曲は流れてなかったような・・・

けど、気が付いたら当たり前のように流れていました。

実際、当時この曲が8時半(注1)をまわってTVから流れるとアドレナリンでまくりでした。

♪ 「イノキ、ボンバイエ! イノキ、ボンバイエ!」

そのあとの「ファイト!」 (実際には「ファイ」 としか聞こえない!?)って声は、アントニオ猪木本人の声だそうです。

しかし、この時代が良くも悪くもプロレスのいい時代だったかなと思います。(個人的な意見ですので・・・)

総合格闘技が盛んな今日、プロレスは何処へ行くのでしょう・・・

(注1)
当時プロレスは、新日本は金曜8時、全日本は土曜8時というゴールデンタイムで放送していました。
(地方によっては放送の時間帯が違うかもしれません。)
猪木はメインエベンターだったので、だいたい8時半をまわった頃に出てくることが多かったように記憶しています。




   
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